妊婦葉酸サプリ

葉酸は、神経管閉鎖障害の発症率を抑える効果がある栄養素です。欧米諸国で研究が進み、妊娠を希望する女性に対し、サプリメントなどの栄養補助食品からの葉酸摂取に関する勧告が出されました。日本でも食生活の欧米化をうけて、神経管閉鎖障害の発症率が上昇したため、2000年に厚生労働省から妊娠の可能性がある女性は「通常の食事からの葉酸摂取に加えて、1日400μgの葉酸を摂取するよう」通知が出され、2002年からは「母子手帳」にもその旨が記載されています。

葉酸は、緑黄色野菜やレバーなどに多く含まれているのですが、水溶性のビタミンBの一種で水に溶けやすく、熱に弱いため調理での損失が高いという難点があります。また身体に入った葉酸もしっかり活用されるのは半分とされています。つまり必要量の6倍近くを摂取する必要があります。

ほうれん草で1日200マイクログラムの葉酸を摂取しようと思うと、400g=ほうれん草2束、ブロッコリーなら1株、苺なら22粒が該当量となります。妊娠中はさらにその倍が必要で、食事だけでの摂取は困難ですね。そのためサプリメントを含む栄養補助食品の活用が推奨されています。食品を通しての体内利用率はサプリメントなら85~90%と言われています。

妊婦向けの葉酸サプリは、いろいろなメーカーから発売されています。過剰摂取にならないよう、適応量の400μgを守りながら、妊婦に必要な鉄やカルシウムなどを加えたり、ビタミンを強化したものが多いので、容量を守って上手に活用してください。

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